小川先生。

よりジャンルレスに。フマジメライター。好きなものは小学生レベルの下ネタ。塾の講師や起業系サロンのスタッフで身に着けたスキルは、「シンプルでわかりやすい」「シンプルすぎて雑に感じる」「面白い」「まじめにやれ」と賛否両論である。

学習塾に意味はない。

先日、ちょっとしたツテを辿って、学習塾の講師研修会に参加してきた。

 

将来の学校の先生候補や、大手学習塾で、現役でバリバリ指導している先生など、23の「元・塾の講師(しかもバイト…)」程度の肩書の僕が参加するにはめちゃめちゃ場違いなところに来てしまったなあと思った。

 

そこで感じたことを、まとめようと思う。

 

生徒のため、ってほんと?

「生徒のためになるような授業を展開しましょう」

ということを中心に進んでいったのだが、

・勉強をひたすらやらせる。

・雑談は禁止。授業のうちの9割を勉強に充てる。

・私語も使わない。

 

こんなことを話されたものだから、きつい。

 

何が子供のためになるかなんてわからないはず。

 

「勉強は子供のためになる」と思っているのは、一方的な大人の見解だ。

 

それに、今は勉強なんてネット配信があるし、そうでなくとも勉強をやりたいと思う人は勝手に勉強する。

 

教師の立場は、もはや「人生の先輩」程度でしかないと思う。

 

 

AI化は、めちゃめちゃ塾のほうでは進んでいます。

 

レジ業務が機械によって行われるように、教育にもAIがやってきてるんですね。

 

出欠なんて自分が中学生のころからバーコード式でしたから。

で、近年、いよいよ授業にAIがやってきてて。

ビデオによる授業はもちろん、質問に対してリアルタイムで答えてくれる。

 

もう塾の講師いらないやん。

 

ってか先生もいらないやん。

 

とある塾では、教室長ひとりと、他に事務作業をする人が数人いて、あとは講師なんておりません、という状態になっている。

 

 

…それって本当に塾なのかい!!?

 

古い学習塾に通ってた自分だから、ちょくちょくなんか塾の先生と話すの楽しかったなーとか、考える。

 

まぁ、それもなくなるんだろうなーって思った。

 

 

9割の学習塾は、勉強の動機づけを脅迫に頼っている。

 

どんな学習塾でも怒鳴り声は絶対にある。

 

ひとたび大人が怒ってしまえば、子供はそれに怯える。

 

「怒られたくないから」という理由で、子供は学ぶ。

 

そしたら親や、先生がほめてくれる。

 

 

おめでたいなぁ…と思う。

 

理由を他者依存にするのは、一時的な動機付けでしかない。

 

でも、他者依存するように刷り込み洗脳しているのは、他でもない、保護者と学習塾だ。

 

自分がどうしたいか、何をしたいのか。

考えさせないと、素晴らしい才能を持った人間は生まれない。

 

…って思ってたのは昨日の話ね。

 

 

このツイート見た瞬間、学習塾はむしろこのままでいーや、と思えてしまった。

 

即ちこの記事の存在価値は皆無に近いので、

 

Flume一曲置いて、終わりにします。ありがとうございました。